建築第2段階

 基礎までを第1段にしようとも思いましたが,いよいよ作業が始まり長くなりますので,基礎の部分を分離して第2段を開始しようと思います.なるべく写真を使って,私の知る限りの説明を入れていきたいと思っています.素人施主なので,間違いが多々あるかも知れません.ご了承の上,読み進んでくださいね.気づいた点は,随時直していきます.

最終更新日2002年9月12日

 お盆明けの8月19日からいよいよ基礎工事が始まりました.工事着工!どうも,全体の草刈もやってくれたようです.写真を時間を追って見ていただくと分かると思いますが,とにかく雑草の成長が早いのなんのって...空き地になっていた分,草の根が凄いみたいです.こういう点も,土地購入のときには配慮が必要かも.

 先ずは,遣り方をかけて,根伐り作業が開始しました.遣り方は,建物の基礎の立上がりの5cm上にセットしてあるようで,これを基にして水平を保つようです.上の写真の,横にひいてある木です.この上にタコ糸を通して,何度も高さを測っていました.地縄は,既にないようです.ご覧のように重機が入って,グランドラインを平らにするところから始めたようです.それにしても,ものすごい草の量です.根が非常に気になったので,再度きちんと確認してもらうように頼みました.いくらベタ基礎と言えども,根にやられるかも知れませんからね.

 次の日(8月20日),上のような写真をお送りいただきました.これから割栗を入れるようですが,取り敢えず,草の根は切断されているように見えます.この日には,外周の枠組みが行われました.下の写真のようになっています.

 8月21日の様子です.なんかあっと言う間に,家のできる部分が見えてきました.配筋作業をして,配筋検査を受けます.その後,枠組みに断熱材をあてがうそうです.東西をいっぱいに取ってもらう予定でしたが,断熱材とかの厚み分は外にでますので,本当にぎりぎりに感じます.基礎屋さん暑いのに頑張ってくれています.基礎屋さんは2人入っていました.さらに設備屋さんも登場です.給排水の管を基礎の下から通す事になっているようです.気密を高めるためには,絶対に必要なんでしょうね.そこで,左の2人が作業をしてくれていました.設備屋さんの上の人は,ちょっと見ていて帰っていきました.宜しく,お願いしますね.

 割栗を敷き詰めた後,天圧をかけている様子です.意外と,固まるもんですね.きれいに高さを合わせてくれていました.この作業が終了したところで,基礎屋さんは配筋用の鉄筋を加工するために帰っていきました.2週間ほどの予定ですが,一番大事なところですから,頑張ってくださいね.因みに,住宅保証制度の基礎の配筋検査が24日に予定されています.従って,22日と23日には配筋作業まで終わっている予定です.これが無事進めば,来週にはコンクリートを入れることになります.

 8月24日には予定通り,配筋検査が行われました.

 朝9時に現場へ行くと,上の写真のように配筋がすんでいました.防湿シートが,先日の基礎の上に被せられており,その上に鉄筋ができていました.一番上と端は13mmで,その他は10mmの鉄筋がきれいに入っていました.ただし,これはまだ置いてある状態で,写真の左下隅にある四角いブロックで6cmくらい上げました.雨が降っていたので,防湿シートの上下面には,結構水がありました.あと,鉄筋も切り口は既に錆びが出ていました.あっと言う間に錆びがで始めるのですね.ちゃんと新品なんですが驚きました.

 基礎の検査には住宅保証機構の検査員が派遣され,上の写真のように様々な指摘をしていました.ちゃんと検査員のヘルメットで来られましたよ.左の方はライフプロジェクトの永田さんと言って,荒井さんが不在のために,水戸から来てくれました.朝9時にはいらしていましたので,相当早い時間に出てきたことと思います.ご苦労さまでした.

 作業は上の写真のように,チェック事項に沿って,検査員さんがチェックしていきました.無事に検査に合格でした.従って,予定通り,月曜にはコンクリートが打ち込まれます.あっと言う間に進んでいくので,見逃すとどんどん先に行かれてしまいますね.一応,工務店さんからの報告で,進行状況がつかめています.

 ここが水槽用のスペースになる部分です.基礎屋さんの立っているあたりが,まさに土間の水槽部屋になります.排水の塩ビが立ち上がっています.端はすべて2重構造になっています.おそらく1トン近い重量になりますので,きちんと施工してもらうようにお願いしました.その後の進行としては,先ずは,この配筋の上にコンクリートを打ち込みます.その後,今度は立上がりを作ります.そこにアンカーボルトを入れるわけです.

 コンクリートが打ち込まれた後の写真です.右手前に山ができていますが,これは基礎部を掘った後の残土です.この土は,壊した階段部に埋込を予定しています.

 1週間後には立上がりができました.凄いですね.どんどんと進んでいきます.できるだけ見に行きたいんですが,なかなか時間が許しませんでした.

 8月31日には既に,上棟に向けて,周りの足組みを始めていました.

 アンカーボルトはこんな感じです.もっとたくさんあるのかと思いましたが,意外と点々と要所にある感じです.角には太いボルトがあり,金具を設置するそうです.一応,図面で確認...うっ,基礎の立ち上げ部が一部違う?!この点を後で工務店さんに聞いたところ,保証の制度などのために,一部は増やし,通気を考えて一部は切ったそうです.こう言うのって,ちゃんと言ってくれないと...

 立上がり部と断熱材です.コンクリート120mmと断熱材30mmです.先日の枠に断熱材を押し付けて,それにコンクリートを打ち込み,その後に立上がり用の枠を入れて,そこにコンクリートを打ち込みました.ベタ基礎のコンクリート打ち込みの前の日に,断熱材の厚さが40mmになっていないのに気づきました.そこで急いでクレームを入れました.もともとライフプロジェクトの仕様が30mmと言うことで,発注側が気がつかなかったようです.それに気づいて,作業を止めてもらおうと思いましたが,結局間に合わず,そのまま打ち込まれてしまいました.何度も打ち合わせで断熱材の仕様について話し合っていただけ残念です.そこで,今回の対応策は基礎断熱については,内側にさらに10mmのボードをはります.土間を断熱する形です.苦肉の策という感じがありますが,この方が基礎部は良いかも知れないと私は密かに高い断熱効果になることを期待しています.簡単に言えば,基礎を挟むような形で,断熱材を貼り付けます.因みに,外の断熱材の外側にはモルタルを付けます.それは,たぶんだいぶ後の作業になると考えます.しかし,この件については,明らかにミスです.今後もちゃんと見ていないと,何が起こるか分かりません.多少,管理が甘いんですよね.その後の対応は,素早くこなしていただきました.有り難うございます.

 これがアキレスの1センチ断熱材.これを上に置いてある接着剤でコンクリートに貼り付けていくようです.きちんと張りついてくれるんでしょうか?

 ここが,土間の続きの水槽部屋です.既に,排水の準備をしていただきました.右の手前に水道の設置スペース.さらに,左の枠は水を排水できる場所です.順調に工事は進んでいます.ここに90センチの水槽2本横並びに設置できる日が楽しみですね.

 9月1日杉の材木が運搬されてくる予定です.現地には置くスペースがあるかどうか分かりませんが,取り敢えず,荒井さんにお願いしました.2日の早朝には受け取れる予定です.いよいよすべてが出そろいつつあります.

 9月3日いよいよ棟上げになりますので,建築第3段階に突入します.ちょっと,忙しくなって来ました.

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