2.土地探し

 これは思いのほか,大変です.何故かと言えば,土地探しで今後の生活,もっと言えば人生が変わってしまうと思います.安い土地を探しましょう!と言うコンセプトも一つの選択肢です.あるいは山の中に住みたいとか...でも,生活環境や小学校区,中学校区,いろいろ考えさせられます.特に子供の成長を願う親としては,簡単に決められるものでないことを実感しました.あとは,通勤とか買い物とか本当にいろいろです.以前は単純に広い土地に住めば,ガーデニングもできるし,野菜も育てられるかな...くらいの気持ちが優先していましたが,いざとなるとそうは行きません.それから,まわりの意見も色々と聞かなくてはいけません.

 さて,今回私が行った土地探しを簡単にご紹介します.何分,初めてですのでびくびくどきどきものでした.と言うか,まだまだどきどきものでやっています.私の出合いや考えをここに記していければと思っています.しかし,素人考えです.余分なところまで書いてあるかも知れませんし,なかには間違いもあるかも知れません.その点を踏まえて読んでくださいね.

 土地の探し方をまとめると次のように分類できます.

1.不動産屋依頼型

 これは,1つの方法です.実は私の場合には偶然にもとても良い不動産屋さんに巡り会えました.この不動産屋さんの担当者さんからは色々なことを教わりました.書ききれないくらいの感謝をここに示したいと思います.この方のすごいところは,非常に的確にまた言葉を選んで対応してくれるところです.この業界は怖いというイメージもあり,本気で土地を探す気にならないと飛び込んで聞こうという勇気がわいてきません.今回は電子メイルを使いながら,不動産屋さんに色々な情報をいただきました.業界では十分にメイルやインターネットが浸透していない場合もありますので,それも十分に考慮する必要があります.なかには,Fax送るのもまだまだ慣れていない雰囲気の方もいました.

 先ずは,土地を探している旨を伝えると,沢山の情報をいただくことができます.不動産業界の中でもHPは多くあります.ただし,毎日のように飛び交う不動産情報を素早くアップデートしているHPは少ないと言えます.そういう意味では,web上の情報は売れ残り物件の列記と言えそうです.しかし,情報が公開されているということで,例えば,お目当て物件の近くの相場を知るためには,良い情報が得られます.また,メイルでの情報配信というのもありますね.お近くの情報を調べてみては如何でしょうか??

 さて,本題に入りますが,不動産屋さんは横のネットワークは軽いみたいです.一つの物件に対して沢山の不動産屋さんから情報が出てきます.逆に言えば,他所に掲示されている物件を馴染みの不動産屋さんに聞いてみることも出来ます.先ずは,webでの物件を調べてみましょう!各々の不動産屋さんに特有の物件が見えてきます.また,得意な地域が見えてきます.自分の探している物件に向けて,最良と思われる不動産屋さんにアクセスするのが正解と言えます.先にも書いたとおり,不動産屋さんには横のネットワークが存在していますので,気になった物件は聞いてみると情報を教えてくれます.

2.ハウスメーカー依頼型

 これは,お勧めの方法です.難点は初めにメーカーを決定する必要があることでしょう.私の感想からいえば,良い土地はハウスメーカーか銀行が先に押さえてしまうということです.つまり,不動産屋さんを通した購入はこの後の残り物ということでさえ言えそうです.例えば,地方工務店でも安めの既存宅地を紹介してくれたり,希望地の物件を探してくれます.地元に強い工務店は意外な物件を持っています.条件に合えば,良いでしょう.あと,大手メーカーはネットワークがしっかりしています.1つは,不動産屋さんにあたってくれること,もう一つは,大手メーカーさんは都市公団など公的機関の売り出し物件に強いです.もう一つは,大量に土地を買って,条件付で分譲するという場合は,そのメーカーさんしか買えない物件ということになります.

 もしも,初めにメーカーが決定できれば,この様な土地相談もしてもらって,すべて込みで購入するのが良いと思われます.これは,私はあとで気づいたことですので,今後建てられる方は参考までに!

3.新聞ちらし物件探し型

 多くの場合は,併用と言うことになりますが,良い物件があったら問い合わせてみましょう.このご時世ですので,そうそう売れるものではありません.先にも書いたとおり,不動産屋さんが広告を出していますので,良い情報は先にあたられていると考えるのが正解だと思います.これは調度,不動産屋さんに直接頼むのと,webで調べるのの中間型に位置づけられそうです.毎週見ていると,注目物件の値段の推移が見えますね.不景気のおり,数十〜数百万の値下げもありそうです.もう一つ言えることですが,ある不動産屋さんは,情報に疎いのか,買い付け後の物件を新聞広告に出したりすることすらあるようです.出来れば,そう言う不動産屋さんは避けたいものです...見極めが難しいですが...とにかく,良い物件があったら尋ねましょう!

KOの探した土地

 さて,では具体的には何を考えて土地を探したか,簡単にご紹介します.

いくつか条件を考えました

1.土地の価格 雑ぱくに土地2000万円,建物2000万円と言うのを最初に考えていました.現実はそうは行きませんが...

2.小学校区,中学校区 現在住んでいるところ,あるいはそれに見合った場所を想定,通学の距離も考えなくてはなりません.小学校は近いけど中学になったら大変!って言う場合もあります.出来れば,高校のことも考えないと...

3.上下水道 上下水道は揃っているに限りますね.アクアリストとしては水を使うから,井戸も欲しいところですが,下水は出来れば欲しいですね.浄化槽とかならまだ良い方かも知れません.ただし,それを埋め込むのにまた数十万のお金がかかるであろうことを考えておきましょうね.取り敢えず,出来れば上下水完備を希望しました.

4.利便性 買い物とか,病院とか...場合によっては東京へ行くのにどこが便利かとか,そう言ったことです.もともとつくば市は常磐新線が出来るまで駅がありません.つまり,車がないと暮らせないような状況ですが,本当に便利な場所なら車を2台にする必要もありません.そうなると,車を購入する代金分は土地に注げます.

5.土地の形状 これは,家が建てば良いやって感じですが,実際に不動産を探しているといろいろ考えます.先ず,南側の状況が一番大事です.これはもしかすると一生暮らすであろう家が日が当たらないなんてことにもなりますから...で,家を建てた場合に南がどのくらい空くか,また将来的に見て自分の買った土地の南側はどの様になっていくか?想像の世界ですが,念頭に入れる必要があります.

6.広さ どのくらいの家を建てますか?そして,庭はどのくらい欲しいですか?そう考えてください.自ずと広さが導き出せます.広ければ広いほど...と言う考えももちろん可能です.お金があればそうしてください.

 ちょうど土地を探す少し前くらいかな?!既存宅地の制度についてごたごたとしていたことがあります.既存宅地と普通の宅地を比べると,既存宅地(つまり宅地ではないけれども,今まで建物が建っていたので,建てて良いですよと言う考えです)の方が土地がはるかに安く売られています.詳しくはないのですが,私の調べた限りでは,市が計画する土地の使い方の決定がとても大事なようです.これは簡単に言えば,市街化調整区域(市街化するのを調整し,緑を残す場所)と市街化区域(市街化計画に基づいて,市街地にする土地)に分けられます.私は,土地を探しながら地図を眺めましたが,道路区画がはっきりしていて,家が整然と建っている場所と,道がくねくねとうねっていてぽつりぽつりとしか家が建たない区域が良くわかりいます.これがまさしく,市街化区域と市街化調整区域の違いです.広い土地に住みたい人は市街化調整区域で既存宅地の土地を探しましょう.後々の価格つまり土地の価値がどうなるかはわかりません.もう一つ,現在は市街化にしようとしている場所は狙い目の一つです.例えば,常磐新線が出来ると言われていますが,駅まわりの土地は現状では市街化調整区域ですが,いずれは大規模に開発されるはずです.そうなると,土地の価値は上がりますね.

−ここからあとは私の考えで正しいかどうかは??です−−

 さて,茨城県の制度では,2001年の春の段階で既存宅地の申請が出してあれば,その土地は既存宅地として有効です.ただし,5年後までに建築していなくてはならないというのが条件だそうです.思うに,既存宅地は現在大量に売り出されています.これは,この制度の発足に伴うところもあります.ここで消費バランス(つまり購入希望者がどのくらいでるか)なので私如きではちゃんとした値ははじき出せませんが,この様に考えています.とにかく5年以内に建築しなければいけない土地は早めに片付けたいと思うのが普通です.もし売れ残ったら,今度は本当に二束三文の土地になりさがってしまいます(後に書く10年特例の土地のような).まあ,そうなる前に売るつもりでしょうが...この様な,既存宅地が出された今は土地の価格は明らかに下がりつつあります.それと連動して既存宅地以外の全体の価格は下がります.下げ止まりはいつでしょうか??おそらく,4年後の春くらいでしょう.その時にはおそらく宅地は価格が上がると思います.つまり,両者の差がどんどん広がって行くはずです.もし,土地を破格値で買いたい人がいましたら,今は待ちです!じっと我慢しましょう.必ず,数百万は下がります.ただし,ある段階で手を打たないと別の人に購入されてしまうこともありますので,その点はご用心を(これが市場価格なのだ)!価格動向を見ると,つくば市内は全体に下がっています.下がっているのは今までが高すぎたことに原因があると思います.その根拠は高い価格で売り買いされていた土地の下げ幅が大きいことから言えそうです.ただし,土地の価格というのはそれなりの価値がありますから,下げは大きくはシフトしません.不良債権物件とか,売り急ぎの特殊な物件は別ですので,そう言うのを狙いましょうね!土地が下がると,売り主は手放さなくなる,逆に上がれば出玉が多くなる.これによってバランスが保たれるので大きくシフトしないと考えています.ここ数年は上記の事情で土地価格が下がっても出玉は多いので買い時期だと思っています...私ももう少し待つべきだったかな(笑).

 茨城県の特殊事情はもう一つあります.それは10年特例の土地です.これはどんな土地かというと,上記の既存宅地に分類されていなくても,10年間同一小学校区に住んでいれば,そこに建築できると言うものです.茨城県に移ってきた頃は漠然とそういう土地が安くて良いと思っていましたが,なかなか簡単ではないようです.仮に売却を考えたときには10年特例地というのがネックになります.しかも,既存宅地でも無い場所は上下水道が完備されていないとか,外構工事諸々にお金がかかりそうです.もちろん,それ以上に安いのも事実ですので,10年以上同じ地域に住んでいた人ならば,特例を利用することを考えてみましょうね!ただし,どこでも10年特例になるのではなく,家の並びがあるなどの条件があるみたいです.

 さーて,本題です.先ず,私はネット上の不動産屋さんにあたりました.具体的に出しましょう!茨城県の南部で情報の強そうな不動産会社=桂不動産大成不動産日総建設ハウジングセンターはとっても便利なサイトでした.思うに,この様なアップの早いサイトが作れる会社はそれなりにきちんと対応してくれます.特に桂不動産には大変お世話になりました.で,私の場合は桂不動産さんに問い合わせをかけました.すぐに対応いただき,ファックスでの物件案内が届きました.不動産探しにはファックスは必需品です!その後,メイルでどの様な物件を探しているのか,連絡しましたが,その後,多数のファックスで情報をいただくことが出来ました.

 頂いた物件は私の予算を厳守頂いたこともあり,既存宅地ばかりでした.しかし,土地の見た目って本当にピンキリで,同じ既存宅地と行ってもきれいに整理されているのもありました.とにかく,情報がきたら見に行きましょう!自分の目で,足でいろいろ見てみるのが重要と考えます.そうこうしているうちに1,2カ月は簡単に過ぎ,時は9月になりました.たまたまちらしに入っていた土地に興味を持ち,電話で問い合わせてみました.1件はうちの近所でしたが,何だかあまりやる気が無さそうで,場所だけ教えてもらったので自分の足で見に行きました.まあ,どうせ買うときは桂不動産に頼めば良いので,営業さんのやる気がなくても,教えてもらえばOKでした.もう一つは職場近くで,予算よりかなり高かったのですが,広かったのでちょっと興味を持ち,電話した次第です.電話の先は日本都市開発です.電話に出たおじいさんの様な方は,営業さんが出払っていて良くわからないので,折り返し電話するということでした.うーん大丈夫かいな?!ってな感じでしたが,まもなく電話が来ました.この電話が今までに無い対応でした.せっかくだから自分でご覧になりますか?と聞かれたのでした.まあ,時間もあったので早速すぐに現地近くのコンビニで落ち合うことに.なんともフットワークが軽いこと!あとで知りましたが,入社したばかりの木村さんと言う方でした.頑張っていて,好感持ってます.ただ,言葉使いとかまだまだ勉強が必要ですよん!で,案内頂いた土地は利便性はOK,設備もOKの感じを受けました.ただね,予算との差があまりにも大きくて私には手が出せまいという感じだったのです.日本都市開発さんが売り主なので,ちょっとだけは(100万弱は)安上がりなんですがね...いかんせん,懐が寒いのだ!

KO「いやー,良い土地なんだけどね.うちの予算は2000万くらいだからね.1000万近いオーバーじゃちょっと無理ですね」

木村さん「売り主ですから,手数料とか考えると...」

KO「値引きは出来るの??」

木村さん「...」「社長が機嫌が良さそうなときに聞いてみます」

KO「じゃ,それで連絡ちょうだいね」

 と言うことで分かれました.その後,私の言った値まで下がるとのこと(実際の価格は秘密よん!)...おー,じゃ良い買い物かも...とか思いつつも上記のような価格動向を予想するに至るまでつくば市内の物件の価格を調べつくしました.でも,慌てることは無いぞ...と言うことで,次の週くらいには家内と子供を連れて,土地のまわりで散歩を試みました.隣近所を心配する家内の言葉に,なるほどな...ってなわけで,またまた木村さんに電話で質問事項をぶつける.若さとフットワークですぐに回答が来る.これをしばらく続けました.疑問があれば,聞いてみる!それにちゃんと答えてくれるかどうかも信頼できるかどうかの重要な判断基準です.また,価格動向を考えて,今は買いではないと判断した私は何度か木村さんに断わりを入れているのですが,売れたら売れたで良いと言う気持ちでいました.さてさて,業を煮やしたのか日本都市開発さんからすご手の派遣がありました.岡本さんと言うちょっと年配の方で,不動産業界が長そうです.宅地建物取引主任者(不動産会社では必要な資格です)...うーん...たぶん,岡本さんも土地価格の動向は把握しているはず.私は高いと思えば買いではないのだ!とは思いつつもお話を聞かせていただくことにしました.

 さすがに百戦錬磨の強者だけのことはあり,土地の弱点も良い点と主張できるその巧みさに,たじたじになりながら世間話や業界の常識を楽しませていただくKOであった.玄関先で大の男が3人座り込んで数時間にわたりお話をさせていただきました.で,結論持ち越しということで,10月になってしまっています.岡本さんのすごいところは,そのネットワークにもあります.太平住宅を紹介していただき,私の希望価格で家が建つことを主張する.あるいは住宅ローンについても,ご自分で計算して(まあ,うちでもやっていたけど)銀行も紹介いただきました.私の気持ちは...うーん買いかな?!と言う気になっていました.しっかし,簡単に買うと土地だけ持っていてもしょうがないので,様子を見つつ時間が過ぎていくのでした.そうこうしているうちに一つの出来事がありました.桂不動産の方から,不良債権物件が出たとのこと,これは安かったです.希望地だったし...何故買わなかったかと言うと,日本都市開発さんの土地が頭にあったからです.それと,この手の情報はどうも銀行から流れたらしく,ぱっと決まる可能性を秘めていました.>>実際に情報収集,その晩にファックスを頂いたのですが,その後2週間くらいで決定しました.

 で,この事件に後押しされて,私としてはいつまでも放って置くのはお互いのためにハッピーでは無いと判断したのでした.11月のとある日曜日に日本都市開発で社長さんとお会いして話し合いを持ちました.いろいろ話をしましたが,結論はこの価格では買えませんということで,値引き交渉をした次第です.で,こちらの主張と日本都市開発さんの前々からの提示価格の真ん中を落としどころに購入の承諾をした次第であります.ここまで長かったですね.

 一休みして,続きはのちほど!

 さて,買い付けを決めると買い付けの承諾をお互いにかわします.売り止めをかけて,最終的な契約に向かうわけです.私の場合には互いに印鑑をついて,XXの金額で買います.XXの金額で売りますというものでした.このあと,金策についていろいろと検討しました.今回のように先ず,土地だけ買い付けます.その後に,建物の検討をします.と言うと,焦りがなく,色々なメーカーさんと話し合いが出来る一方で,金策は面倒になります.つまり,建てるときのお金を残しつつ,土地についても借り入れを起こすわけです.さすがに,すべて使ってしまうと建物が建たなくなるという危惧を考えた次第です.そうなると逆に,色々なバリエーションの買い付けが可能であるだけに,よけいに悩みが生じるわけです.低金利時代と言いつつも,利息を払い続けるのはやっぱり無駄な出費と感じる次第です.

 まあ,金策に関して概ねの決定を2週間程度で行いました.色々な御財布に入っているお金を統合して,それに貸し付けをお願いして,全体の支払金額を土地価格+100万円くらいになるように計算しました.今回は不動産屋さんに支払う,仲介手数料がありませんのでおそらく,そのくらいで十分と思います.

 さて,土地ですがこの様に既に駐車場が出来ています.この両側には家が既に建っていて,幅3mの敷地延長になっています.土地が広いわりに安かったのはここに理由があったのでした(とは言っても,予算は大幅オーバーです).おそらく,車は3台くらいまで置けそうです.車で遊びに来ても大丈夫ですよ.階段部もでき上がっていますので,このまま工事せずにいけそうです.北側から撮った写真です.

 こっちは北西側から撮った写真です.奥手に上の写真と同じプレハブが見えると思います.土地の形状はほぼ四角になっており,南側にはアパートの駐車場が出来ています.南一面には生垣でも作りたいと考えています.土地の広さは全部で70坪以上,家を建てるところだけで概ね60坪あります.市街化区域の宅地で建ぺい率が60/200%ですので,本気で建てれば2世帯も可能です.現在の考えでは42〜43坪の家を建てるつもりです.そうすれば70m2くらいの庭は出来そうです.楽しみ楽しみ!

 さて,いよいよお金の借り入れも間近に迫ってきました.先日も土地を見に行きました.ハウスメーカーさんも出入りしているし,近隣の方もそろそろと感じているかも知れません.銀行に借入れして最終的には銀行で決済を予定しています.ただし,その前に自己資金分のお金を移動しておく必要があるそうなので,移動します.借り入れ分が小さいので,千万近いお金を移動しなくてはなりません.まさに最終準備段階と言えます.貯蓄分の一部はダイレクトに銀行に入れてもらいます.それが全部済めば,いよいよ決済です.決済後に,ここに立ってみると気持ちも変わるのかな??わくわくしています.

 1月の終わり,ついに決済が完了しました.銀行に10時半集合でした.その前に,市役所で夫婦分の住民票をとり,10分くらい早めに銀行につきました.銀行の方はすべて,順調に借り入れが終わってますので,あとはこちらの記名と印鑑押しだけでした.沢山の書類に名前を書き入れました.書類についてわからなくても,どんどん捺し続ける感じです.もしかすると,貸付額が違っていてもわからないかの勢いです.別にトラブルも無く,あっと言う間に借り入れは完了!あとは,銀行の方と建築についての世間話などをさせていただきました.11時少し前になって,司法書士と日本都市開発の2名と合計3名がやって来て,銀行の代表の方と交代して,いよいよ決済です.単に日本都市開発の岡本さんから司法書士の先生に書類が渡されているのを眺めていました.しっかし,1つ印鑑が足りないのが発覚...それが無いと決済が出来ないということで,少しばたばたとしましたが,終わった後で,岡本さんが印鑑を押してもらいに行くということですべて解決して事は終わりました.そして,土地の境界を確認に行き,作業はすべてが完了でした.先日電話のときに,上記の写真のように草がいっぱいあるので何とかならないかと言ったところ,きちんと片付けてくれました.そういう意味でも,日本都市開発さん◎です!境界の確認が終わったら,12時頃でしたので,1時間半の作業時間でしたね.あとは,書類が揃ったら,取りに行くだけです.ついに,この土地は私の物になったのだ!と同時に来月からは,借金返済をしなくては行けません.感想は?!と言うと,まさにほっとしたという感じです.あとは,希望の家を建てる事!!

 権利書がやって来た!決済日から4日程して,ついに権利書がやって来ました.本当は謄本も見たかったけど,そのまま銀行でお預かりされてしまったみたいです.そこでちょっと必要になったので,岡本さんに謄本をとってきていただきました.2000円也でしたが,見て納得!ちょっと良い気分になれました.すべての手続きが完了するまでに1週間から10日かかると聞いていましたが,思ったより早かったです.司法書士の先生有り難うございました.これで,土地探しは完了です.長い道のりの約半年間でした.今でも,売りに出されている土地が気になる今日この頃です...

 購入した土地には電柱が2本入っていました.関東電力さん,NTTさん,ケーブルテレビさんに各々連絡して調べていただきました.で,結論は手前の電柱が関東電力さんで,もう1本がNTTさんと言うことでした.これは,承諾書の様なものを作らされるようです.つまり,場所を貸してあげますよと言うことですね.その代わり,ちょっとだけお金をくれるそうです.

 不動産取得税というのもかかりますね.2カ月以内に手続きが必要らしいので,やってきました.茨城県では,市町村役場に用紙があるみたいです.従って,そこで用紙をもらってきて,書類を書き込んで提出すれば良いみたいです.ただし,市役所ではその中身は把握できていないので,質問がある場合には茨城県税事務所へ聞かなくてはなりません.書類の記入事項は少ないので,ちゃんと謄本でも持っていけば,その場でも書き込めます.で,市役所で送ってくれるそうです.さて,どのくらい減税になるのでしょうか?一説にはびっくりするような額の納付を請求されるようですよ.

 7月になって,いよいよ不動産取得税の納税の通知が来ました.高い...想像していたより安かったけれど,それでもそこそこ支払いが必要なんですね.で,その後,県税事務所で減税についてお伺いしてきました.結論からいえば,家が建ってからでないと減税はできないそうです.従って,一旦は納税する必要があります.さらに,どのくらい減税があるのかも聞いてきました.200m2以下クラスだと,ほとんど全額返ってくるそうです.家の場合は,全額は無理だけど,でも20万円以上は戻ってくるそうです.ふーん...必ず,申請させていただきます.

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